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中学国語1日1題! メールマガジンの解説 2005年11月30日号 |
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2005年11月30日号 の解説 「え吹かざりけり」の口語訳について 中学生レベルとして考えるとやや難易度の高い問題なのですが、高校古文では一転、基本レベルに近い ものとなってしまう問題です。 とはいえ、中学生の人でも古文を出題する中堅以上の私立高校を受験する人であれば、十分出題される 可能性のある重要文法が含まれていますので、ぜひここで覚えてしまいましょう!! ☆ 「え・・・・・・(打消)」=不可能 の構文をおさえる!
☆ 実は2004年1月21日号の解説でも同様の構文を解説していましたが、覚えていましたか? 古文で、「え・・・・・・(打消)」という形の構文が使われていた場合、これは「不可能」の意味を 持つ訳し方をする必要があります。 (例)え追ひつかず = 追いつくことができない (例)え吹かず = 吹くことができない ☆ 打消の助動詞「ず」をおさえる! ☆ 古文の助動詞には、打消の助動詞「ず」というものがあります。 (ここでは、「え吹かざりけり」の“ざり”がそうです) この助動詞は、古文の口語訳をするうえで最も基本的・頻出・重要なものとなりますので、 中・高校生を問わず、必ず覚えておくようにしてください。 <打消の助動詞「ず」>
・現代語訳 1.打消・・・・・・「〜ない」 ☆ 過去の助動詞「けり」をおさえる! ☆ 古文の助動詞には、過去の助動詞「けり」というものがあります。 (ここでは、「え吹かざりけり」の“けり”がそうです) この助動詞も、古文の口語訳をするうえで最も基本的・頻出・重要なものとなりますので、 中・高校生を問わず、必ず覚えておくようにしてください。 <過去の助動詞「けり」>
・現代語訳 1.過去・・・・・・「〜た」 2.詠嘆・・・・・・「〜だなあ」 (主に、和歌に使われた場合の訳し方と覚えておこう) ここまでは良いですか? ここまでの内容がわかれば、今回の問題は解くことができますね!! では、改めて問題を見てみましょう。 院、笛聞こしめされむとて、召したりける時、帝の御前と思ふに、臆して、わななきて、[え吹かざりけり]。 (『十訓抄』よる) 「え吹かざりけり」を口語訳しなさい。 <佐賀県−改> <文を分解してみると>
となりますので、答えは 吹くことができなかった。 となるわけですね! どうでしょう、わかりましたか? |
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